2017年2月24日金曜日

へそ 斜め 頑

めくらと言う言葉がある、
差別用語で一般での使用はない。
盲は、漢字語源辞典を見るまでもなく目がなくなる。
亡は、横たわる死体が文字にされた。

めくらは、大和言葉で目が暗いから出来た言葉であることも容易に想像がつく。

自営であったころ目の不自由な方との付き合いがあった。
看護婦をしていた時代にガラス棚が倒れてそのガラスで失明した方だったり、
病気で失明したり、様々にその原因があった。
致し方ない境遇を嘆きどれだけ悲しんだことだろう。
どれほど不安だっただろう。

が、強く生きていた。
皆、生きる力が高い。

その方々に会うごとに自分の弱さを省みた。
そして励まされた。

俺は、目明きなのだ。
折角見える目は、美しいもの楽しいものだけに使いたい。
だが、世の中そうはいかない。




暴風雪警報の
石狩地方
札幌は、
今のところ静か





死んだ目
最近身近な人間の目で驚く。

瞳が白色に曇って光沢がない。
水晶体の老化が原因という。
それが急激な事だったので狼狽したと言っていい程に驚いた。

目も養生しておかなければいけないことを思い知る。

目は、脳の鏡という。
目を見るとその人の品行も知れてくる。
となれば、俺の目には疑問が残る。
白目に濁りがある。

白目と黒目の理想割合が1:2:1だと聞いた。
俺のは白目が小さい。
純和風な一重の切れ長なのだから致し方ない。
更に濁りがあるのでどうも高潔な男には、見えない。

くちびるも薄く幅広い。
しかも口端が上がる。
こうなると高潔ではなく好色な色が濃くなる。
俺の核にある大きな部分でもあるのだから高潔な表情になるわけがない。

ただ、その原因が邪よこしま な心根だけでなく紫外線の影響もあるという。
要は、シミが滲んできている。

だとしたらヴィタミンCでも塗り込もうか?

読書をするのに眼鏡が必要になったのは、
パソコンに向き合っている時間が長くなった10年前の話。
それに気が付きここ3年くらい前から必ずサングラスを使用。
バイクやクロカンスキーだけでなく外出する時も常備している。

無垢な瞳でみる ことが賢者。
であることは識っては、いる。
愛国心だとか美しい日本だとか富国だとか、こういう言葉が出てくると
途端にわがまなこは色眼鏡を掛けてしまう

へそ曲がりで斜め見る頑なな性格とあれば致し方なき。 

このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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