ホームで戦うことの出来るJ2松本だが。
松本のアルウィンスタジアムは、サッカー専用で20000人が収容できる。
その雨で観客数12200人。
その中に岡山からのサポーター1500人。
岡山にとってアウェイ感は、無い。
松本は、試合の入りを間違えている。
ガンガン攻め入った。
なぜ落ち着いてゲームに入らせなかったのだろう?
松本は、引き分けで勝ち抜けになる。
かといって守って引き分け狙いは、消極的に過ぎる。
ということで選手の気持ちを積極的に持っていきたかったのか?
選手は、指揮官が黙っていても、気合が入っている。
落ち着かせ気を張らせることが大切だった。
岡山に足をすくわれる確率を高くしてしまった。
対する岡山は、
押し込まれる
を予測している。
開始から20分間ガードを固めてゴールを許さない。
相手攻め疲れの一瞬、自軍から前線に長い縦パス。
楔の赤嶺は、ヘッドで左後ろへコントロール。
ボールは、押谷の前に。
押谷は、DF二人を抜きGKをよく見て左隅に流し込む。
押谷の非凡なところ。
ゴール前の落ち着きが1点の証。
会心、プラン通りの先制点だろう。
後半折り返しで岡山の長澤監督は、松本は必ず同点に追いつく。
それからの勝負、と選手にコメントした。
74分松本の得意技コーナーキックから同点。
ここから松本の怒涛と言うにふさわしい攻撃が岡山を襲う。
再三のピンチを切り抜けた岡山。
その時間帯を過ぎて岡山の反撃。
松本がガードを固める。
岡山ゴールをこじ開けられない。
が、86分反町監督は不可解な戦術をとる。
ラインを上げろと支持する。
それは、守るな
逆襲しろという指示に見える。
しかし選手は、ラインを上げはしたものの腰が引けている。
カウンターで追加点を許す。
岡山得意のショートカウンターが、見事に成功した。
試合開始から精力的に走っていた赤嶺の一発。
反町の指示の仕方が間違って伝えられたのか。
それとも選手は、攻撃できなかったのか。
松本のサポーターが茫然と立ち尽くしている。
いつまでも、ただ茫然と。
1対2のスコアをどう受け止めたらいいのだろう。
この1年間は、霧消してしまった。
スタジアムに立ち上る気焔は、相手岡山のサポーター席。
雨と低温を跳ね返している岡山サポーター。
もやは、白い炎に見えていた。
松本サポーターの目は焦点を失っている。 魔坂の坂を見つめている。
まかり間違えてこの坂を見ていたかもしれない札幌。
勝負のあやと言うほかはない。
非常に面白い試合を見せてもらった。
片や
C大阪VS京都は、C大阪先制。
京都追いついて同点も逆転までのエネルギーはなし。
C大阪の勝ち抜け。
12月4日は、岡山対C大阪の決勝となる。
勝負の女神は、迷いのない側に寄り添う。
このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター