楽日

Ｊ２リーグの最終日となる。
その最終日に首位札幌と最下位金沢が対戦する。
きわめて珍しい。

ツエーゲン金沢は、首の差一枚残留の可能性を残している。
一段上の北九州が引き分け以下。
二段上の岐阜が負け、

二つの他人任せ。
で、金沢勝ちで残留となる。

これは、ちとキツイというもの。

北海道コンサドーレ札幌は、
下位チームの成績を度外視し引き分け以上で優勝。

ホームの戦い。





状勢は、札幌優位に違いないのだけれど。

まさかの坂は、どこにでも現れる。


特に慢心という魔坂が忍び込んでくる。

札幌対金沢の対戦成績を見る
２勝１引き分け負けなしの札幌。

なめてかかる、
心の隙間が無ければ、
そしてハプニングさえなければ引き分け以上の確率は、非常に高い。

相手最下位だし、うち首位だし。
おごっちゃう。

前節で劇的さよならゲームやってるし。

まさかの坂がそそり立つぞう。

そこは、四方さん。
新聞によると
どんな状況でも勝つ、のイメージを持って挑もうと発破をかけている。
同点狙いは、捨てて勝利を目指す。


楽日は、公演の最終日を指す。
誰でも識っている。
ただ、その成り立ちを俺は、識らない。

雅楽演奏会の最終演目が千秋楽説
雅楽に千秋楽と言う楽曲あり　Ｕ-Ｔｕｂｅ

能の付祝言で高砂が謡われる。
その最後の段で

千秋楽は民を撫（な）で　萬歳楽（まんざいらく）には命をのぶ
相生（あいおい）の松風　颯々（さつさつ）の聲（こえ）ぞ楽しむ
颯々の声ぞ楽しむ

と謳われる。

この二つの説が見つかる。

では、千秋楽の語源由来は？

千の秋は、長い年月。
楽は、落でお終い。　

落は、忌避語。
首が落ちる、のイメージなので楽にしましょう。
ってことか？

前売りチケットは、３万を超えた。
残り席は、ＳＳ指定席とビジターＢ自由席。

限定当日券割引チケット
・シニア自由席…400枚
・学生自由席…100枚
・特別優待自由席…100枚
・特別優待指定席…50枚

４万人近い観客がコンサドーレを後押しする。
大観衆の声援：攻撃は、金沢に強いプレッシャー。
コンサには、かけがえのない後押し。


俺の試合イメージ
金沢堅守・速攻。
札幌は、コンパクトディフェンスをどう崩すか。

ミヤザーの先取点。

大きく左右を変えるパスでＤＦを振る。

空いたサイドに分け入った石井のセンタリング。
都倉・内村・ヘイズの前線に引っ張られる金沢ＤＦ。
その後ろからミヤザーが上がり都倉の落としを右足一閃。
前半２０分としておきましょう。

これで金沢は、やっぱりだめかぁ～。
のマイナス心理が顔を出す。
セットプレーでマークが緩む。
キッカーは、上里。
都倉囮で、ヘイズが狙う。
競り勝ってヘッディングシュート、ＧＫタッチ。
ボールは、こぼれる。
内村ねじ込む。
前半３８分の追加点。

これで大勢は決まり。

金沢も粘るが同点、逆転の力を持ち得ていない。
２-０で終了。

金沢は、好きな街。
勝ちは、申し訳のない気にもなる。
が、手を緩めるのは失礼に当る。
それが勝負事の倣い。



このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味：ロードバイク／ クロス カントリースキー／ そして、コンサドーレ札幌のサポーター