2015年12月28日月曜日

風と虱の関係

俺の名は、白み虫。

よくノミ、シラミと一緒に呼ばれている.
でもノミたちとは、まるで種が違う。
卵~幼虫から蛹さなぎ になってから成虫になる。
人間界では、これを完全変態と言っている。

俺たちは、不完全変態で蛹になんかならない。
面倒臭い話だよな、蛹になるのは。

蛹になると動けないんだぞ。
じ~っとしていなきァなんない。

俺たちァ幼虫から真っすぐ成虫よ。
スパッと気持ちいいだろう。


鳥類
羽虱:ハジラミという
鳥類だけに巣食う
血は吸わず
毛や羽を餌にする。

水に頭を突っ込んだカモ
結構、間抜けな図

不完全変態の仲間といえば
トンボ
セミ
ゴキブリ
カマキリ
ってとこかな。
みんなスパッとしていると思わないか。

俺たちシラミ族は、世界に一千種もいるけど、
人間と関わっているのは、人シラミだけ。

シラミはな、動物の血を少しだけお裾わけいただいて生きている。
人につくやつは、人だけ。
だから人シラミと呼ばれているのよ。
犬につく連中は、犬だけ。
棲み分けってもんがされてるわけだ。
人間みたいに利権争いなんざしないぞ。

人間の下の毛に棲む奴らが毛ジラミ。
頭髪専門が頭ジラミ
衣服専門がコモジラミ とぜんぶ違う種類なのよ。

ん?俺かい、
俺は、コモ。

大きさは、2~4mmだな。
半透明な体してて
仕事をしたあとは血の色で赤くなる。

衣服で休んでてな、仕事の時だけ肌の方へ出勤するのさ。
仕事は、いちんち2回ってとこかな。
勤勉な奴は、4~5回仕事するやつもいるぞ。
せいぜい30日~45日くらいの寿命にそうあくせくするこたぁないだろう。
そう思わないか。

ただな、今、俺たちには、受難の時代なのよ。

服は、しょっちゅう取り替えて洗濯されると宿主から離される。
血を吸って服に卵を産んでをできないと絶滅だ。
2~3日人間から離されるとアジァパ~だから。

今までは、布団に潜り込んでなんとか生き延びてきたんだけど。
情けってやつがないな、人間て。

なんだあれ、布団掃除機 っていうのか。
これには、俺たちだけでなくノミ助たちも完全お手上げ状態よ。
環境破壊も極まれりっことよ。

地球は、人間だけのものと思っているもんな。
シラミやノミの存亡の危機だってことで世界サミット会議やるべってことになってるんだけど
なにぶん移動手段が限られていて一篇も開催されたことがない。

まぁ、会議やってみても解決策があるとも思えないけど。

確か、代々の語り継ぎによれだば人間とは、
7万年くらいの付き合いのはずだけどもうだめ。
この掃除機で絶滅の危機だ。

絶滅ついでにこれだけは、記憶していて欲しいんだけど
漢字で 虱 と書くよな。

あれ、風とは全く関係ないから。
風に乗って移動するとか、風に当たると死んでしまうとか
そんな話は、微塵もないから。

虱は、
白み虫:シラミムシ
本来の漢字は、
卂 は、素早いという意味で素早い虫達という成り立ち。
素早いと言っても時速で20cmくらいで実は、鈍のろ い。

俺たちの繁殖は、
1匹が
2日目あたりから卵を産み始めて、
22日間で成虫になったのが7匹ほど。
29日で50匹前後。
36日で200匹以上卵で1000個以上
こうなると
痒さがあっち、こっちに飛び火して素早い動きと思われたのかな。

略字にするとき 卂 の上の囲みと中棒
そして虫ひとつで 虱 となった。

ちなみに 䖝 は、異体字で意味は、虫と同じ。 

風という字に一筆足りない虱 という話。

とここまで書いて
では、
虱 に一筆多い 風 の成り立ちは、どうなの?
となる、調べてみる。

漢字だから中国の話。
甲骨文字の時代に風は、大きな鳥の形をした神様が
羽ばたかせて起こしていたと考えていた。
そこで大きな鳥を表す甲骨文字が作られる
簡略化され 
鳳は、そのまま伝説の大きな鳥の意味になったのだが、
かぜ の意味にはならなかった。

囲みの中が鳥から虫に変化してしまった。
この場合の虫は、龍を表しているのではないか。
龍は、蛇の王みたいなもんで仲間。
そのため虫が龍を指すのではないかとの説が
漢字文化資料館サイトにあった。

風を起こしているのは鳳ではなく龍だということになったんだな。

ということで 風 と 虱 の関係はないことになる。

読んでいた本に虱の文字を見て調べてみた結果でした。


昨日、今季10回目CCスキー1時間50分。
累計:16時間20分
今朝の札幌積雪 26cm


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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