2015年3月20日金曜日

自慢したい、ゴミのない美しい国。

今朝の札幌市:うす曇・微風 予想最低気温2℃・最高気温7℃ 積雪25cm

南に面した段差では、陽光を浴びた雪が、
煌 きらめき ながら間断なく雫する。
雪は、網状に形を変えその重みに
耐えられなくなると崩れ落ちる。

カシャツ

雪が消えて地面が見えて、既に雪の下で春の準備をしていた
クロッカスや、水仙の芽が群れて顔を覗かせる。


これも春の花 榛の木ハンノキ
えっ?
北国の最初に咲く花 (たぶん)
長いのは、雄花
枝の先にプチプチと出ているのが雌花。
丸く目えているのは、去年の実。

この花粉で病む人もいる。




他に顔を出すのは、枯れた葉や草。
そして、菓子のアルミ袋や、ペットボトル、
スーパー袋、タバコの吸殻、などなどなど。

家の周りのゴミを片付けるのも春の仕事の一つ。

日本は、ゴミのない美しい国、海外からの評価がある。

その評価、本当に真に受けられますか?



2011年3月15日 朝日新聞夕刊 
投稿 小熊英二慶応大学 歴史社会学教授
福島第一原発所事故に関するコラム。

所員の9割は、無断退去し残った所員は、70人。
残った彼らは、 フクシマ50 と呼ばれた。

報道では、無断退去を非難していたが
民間の社員に残る命令を下すことが人権侵害にあたる。

海外メディアは、 フクシマ50 の呼び方を勇敢さをたたえたのではなく
人権無視に対する驚きとしているという。


以下朝日新聞記事ペースト&コピー

「仮設でパチンコできるのも 東電さんのおかげです
仮設で涙流すのも 東電さんのおかげです
東電さんよ ありがとう」
これは福島県浪江町の帰還困難区域に一時帰宅した住民が、

自宅の窓に張り出した言葉である(「フクシマの首長」、雑誌「通販生活」夏号)。
人間にこうした悲痛な言葉を発させるような事態は、二度とあってはならない。
これは東電の人々も含め、誰しも同意することだろう。


民間人(所員)に、残留を命じる権利は誰にもないし、
またそれに従う義務もないのだ。
この投稿者は、「日本でこのような議論があまり無かった気がする」と述べている。
それはなぜか。日本では、民間企業の従業員が人権無視の契約外命令を受けても、
拒否できないことが暗黙の前提とされているからだ。
そして日本の原発も、その前提で運営されているのである。
                                      以上

自分の胸が痛む。
この国にそして地球に、処理できないゴミを許しておくことを。

美しい国を自慢するなら、まず原発から排除しなければいけない。


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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