2015年2月25日水曜日

猫柳 ねこやなぎ

今朝の札幌市:晴れ・微風 予想最低気温ー2℃・最高気温3℃ 積雪56cm


チンコロタンコロ 
栃木県塩谷郡喜連川の方言だそうです、意味は?
答えは、文中に。

猫の尾の柳で猫柳(ねこやなぎ) 
又は、狗尾柳(えのころやなぎ)、谷川(たにがわ)柳の別名もある。

あの猫毛は、花穂 かすい 
植物の花序(かじょ)のあり方を呼ぶそうです。

ん、ん?

花穂?
花序?

なんじぁそれ?



いつものクロスカントリースキー
マイコースに風で折れ落ちた
猫柳を拾ってきた。
花瓶に入れて3日目の昨日の画像。





茶色の殻を脱ぎ白い猫毛が顔を出す
その白がほんのりピンクに染ってきた。
この猫毛が花穂(かすい)、花芽。


花穂は、花序が穂のような形で咲くこと。
ススキ、狗尾草エノコログサ(猫じゃらし)、鶏頭ケイトウなどがこれにあたる。

花序は、花の配列をいい以下のように分けられている。
詳細wikipedia参照

・無限花序
・有限花序
・複合的花序
・特に名付けられている花序
・特殊花序

余談
女房に鶏頭を尋ねるとコケコッコー花?という。
調べるとタチアオイが、正解で鶏頭ではなかった。
タチアオイ花弁を額に付け遊んだ。
夏に咲くので仏花にしていたと思っていたが
どうも系統、筋道が違うようだ。
この話は、横道に入り過ぎになる、またの機会にしよう。


本来ならここまでで十分なボリーュームなのだが
今日は、まだ続く

猫柳を調べるうち方言で呼ばれる数の多さに驚く。
ならば表にまとめてみるか。 
チンコロタンコロは、猫柳の方言。

南向きから開花するので
コンパスプランツとも呼ばれる。
旅人も南向きの太陽に
外套を脱ぐもんな。

枝・樹皮は、解熱・鎮痛作用

サリシン(アスピリンの元)を含む。
これで楊枝が作られ

特に歯痛に用いられたそう。

柳行李(こうり)の材料
ここから 行李柳
これとは違う柳という意味で
イヌヤナギが
チンコロヤナギなどの語源か。


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

広告