今年の日本プロサッカーがまもなく終わろうとしている。
天皇杯準決勝が本日開催される。
その結果を受けて元日に決勝となる。
少し寄り道。
いつも待てよ、となる。
元日と元旦。
元日は、正月一日ついたちの24時間。
元旦は、その午前中の朝の時間。
この事が咄嗟に判断出来ない。
一度確認をしてから先に進むことになる。
旦の字の由来は、忘れていない。
が、それを先に思い出しそこから辿れば朝と24時間の区別は、簡単。
なのだが、そこに至らない。
そうか、至らない人間ということか。
その準決勝の組み合わせは、
神戸VS清水
鹿島VS長崎。
贔屓のコンサドーレ札幌は、ここにいないのだから
どこが勝ち残ろうとさほどの熱さを覚えない。
なのに、そこはサッカーファンとしてどう展開してゆくだろうかと興味が立つ。
順当ならまず決勝に残るは、鹿島。
その相手は、神戸VS清水の何れかなのだろうとだれでも推察できる。
その何れかのどっち?
となると清水を推す。
神戸の強力オフェンス陣がどこまで本気モードに気分を入れられるのか?
一発勝負の瀬戸際は、モチベーションのあり方次第となる。
そこは、清水に分があり。
単純な興味本位であればオフェンスの神戸とディフェンスの鹿島で決勝を観たい。
鉾と盾の両極端な試合を望む。
しかし、順当ならざる場合も得てして起きる。
長崎が今日鹿島に勝ち抜ける可能性だってあり。
長崎は、J2リーグの所属。
そのリーグ戦は、年間42試合。
J1に比べて8試合多く戦っている。
つまりは、一週間に2戦しなければいけないことも度々ある中で
天皇杯準決勝まで勝ち上がってきた。
去年はJ1であったもののすぐに降格。
少し前のコンサドーレ札幌同様にチームの選手層は、厚くない。
2019年J2リーグの結果は、17勝6引き分け20敗の22チーム中で12位。
ここも決して好成績とは言えない。
それでも4試合を際どくとはいえ勝ち残ってきた。
決勝に進出ともなれば九州勢としては54年振りとなるそうな。
考えうる戦術は、そう多くはない。
スタートの15分を死んだ気でプレイさせる。
そこで先取点が取れるか否か。
そこがまずポイント。
獲れれば後はカウンターで引き離せるか。
スタートでゴールを奪えなければ根気よく粘りのサッカーに徹して間隙狙い。
長崎の狙いはセットプレプレイの得点が最上位となるだろう。
だが、鹿島は、もともと失点の少ないチーム。
2019年の成績も失点数の少なさは、上位で4番目。
その中でもセットプレイからの失点は、少ないほうから2番目のチーム。
では、得点は?と見ると5番目に多く得点している。
これは、やっぱり難しい。
さて手倉森誠は、如何なる作戦を以てチームを指揮する?
だが、待て。
そう言えば香川県生まれの奴は、清水エスパレスのファン。
鎖骨一本の肋骨5本プラス肺の穴開きと
大怪我をしたとおかしな自慢をしていた俺。
が、しかし死んでも誰もが然もありなんと思えるほどの
大事故に合うも奇跡の保命をしたあやつ。
あやつは今、社会復帰のリハビリを懸命に励んでいる。
神戸VS鹿島が観たいなどいう俺の我儘を置いて
清水VS長崎と望むも見舞いの代わりとなろうか。
さてさて、結果やいかに!!