2020年1月22日水曜日

女房も俺も15トン以上に耐えている。

古傷が痛むと天気が崩れる。
よく聞く話
傷だけでなく頭痛がしたり神経痛が起きたりする人もいる。
気圧が関係している、とは知っている。
その気圧の変化が変調を起こす。

人の生き死にも関係があるかもしれない。
厚労省の月別死亡率をみると寒い11月から4月までの時期に
その率が高い。
ここ第4図に死亡原因別の月別死亡数がある。
老衰のデータもその寒い時期に集中している。

寒い=高い死亡率。
その時期は、このような冬の気圧配置による
影響も強いのではないか。

では、気圧とは?
文字通り空気(大気)の圧力=空気の重さ
どう計る?
今朝の夜明け














最初は、水銀柱。
ここに分かりやすい解説有り。
水に重さがあるのは、誰でも認めるところ。
では、空気は?
目に見えなくても空気という存在を確信していたんだべな。
その空気にも重さがあるんでないべか?
という疑問から考えを巡らし水銀柱を考案したんだべか。

水銀を入れた管を逆さにして容器に入れる。
すると管の中は、容器の液体面より高くなる。

その液体温度を高低させるとその高さに違いが起きる。
場所の高低移動でも高さの違いが起きる。
いろんな液体で試したんだろうな。
水銀が一番安定していて小さな道具で済むことに至る。
そこで水銀柱という計測器が出来上がる。
1600年代のことなそうな。
高度計や体温計、気温計としても使われた。

次に気圧の定義が始まった。
水銀柱は、海面で760mmを示す。
これを1気圧としよう。
1気圧は、760mmHg。
Hgは、水銀の元素記号。

天気の変化で760mmHgが微妙に変化する。
そこから気圧の高低が推理された。
いい天気の時は気体が軽くなっている。
悪い天気は、反対に重い。
そうか、水と同じように温かくすれば膨張するんだ。
データの蓄積で天候と気圧の関係が定義されてきた。

大したもんだな。
ではどのくらいの重さなの?
0.1気圧上げ下げするために必要な重量は?
などと考えが起きる。

水銀柱の柱の中に空気を入れてみたり水銀量を増減させてみたり。
水銀に重りを乗せてみたり。
そうして760mmHgの重さが探り出される。

1気圧は、1平方m当たり1万kg:10tという答えを導き出した。
少し単位を下げて10cm×10cmだと100Kgとなる。

ならば自分にどの位の重さが乗しかかっている?
このジジィの身体の表面積は?
体表面積算定表があった。

これを見ると俺は、1.59平方メートルの体表面積になる。
すると俺の身体には、10t×1.59=15.9
身長155cmの女房の身体表面積は、1.54平方m。
おんや、俺とさほど大きな違いがない。

15.9tもの重さが乗しかかっている。
女房で15.4トン。

これはこれはなんとも凄い。
その約16トンが気圧の変化で増えたり減ったりを急激に繰り返されたら
たまったもんじぁない。
それなら何らかの影響があって然るべしってことか。

その天候による体調の不良を気象病というのだそうな。
天気痛ともいう。
認識では、低気圧が体調不良を起こすものとばかり思い込んでいた。
だが、高気圧でも起きるのだそう。


1ケ月は、遅れた。
積雪の話。
一昨日からの降雪で昨日やっと最高38cmまで積もる。
今朝で33cm。
待ちわびた歩くスキー愛好の者達は、
我々のコースを踏み固めてくれていることだろう。

さて今日は、そのコースを走りに行くか。
と心踊らせている。
これは、大陸からの低気圧のお陰。
おれの冬は、これでやっと楽しむことが出来る。
この場合は、躁鬱の躁状態。
これも気象病?。

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