国政政治家の常套句 しっかり。
いつ頃からだろうか?
少なくても20年くらい前には、これほどこの言葉は使われていなかった。
その、しっかりと に漢字があった。
手元の国語辞典によると
確りと と書く。
意味は、
構成などが丈夫で、容易に動かない様子 が最初の説明。
長く自民の一強だった日本の政治。
が、コリァ駄目だな、と一度野党民主党に任せてみた。
しかし、3年と3カ月でその座を自民党に奪い返された。
短命で終えた原因は、一口で言えば民主党政権にその用意ができていなかった。
対官僚、自民党からの攻勢そして党内闘争、諸々に耐えきれなった。
期待感が高かっただけにそのダメさ加減に国民は、呆れそして、深く落胆した。
こんな書籍を見つけた。
APIサイトから画像引用 「民主党政権 失敗の検証」 日本再建イニシアティブ日本再建イニシアティブ著作 |
こんな民主党に、と言われ民主党ではだめなのか、と思わされた。
悪夢の民主党政権とも表現されて民主党は政権の座から沈む。
政権運営のノウハウをあまりにも持たなすぎた。
再び政権を手にした自民党は、徹底的に民主党をこき下ろした。
安倍政権は、議席を大きく獲得した。
そして無体をやりすぎた。
国民をも あんな と侮っていた。
驕おごりが過ぎた。
法を作っている者が法を破ってはおしまいだもんな。
それも団体でやっていたなど論外。
今回は、自民党の支持者に嫌気が多く差してもいるという。
然さもありなん。
然 (しかり) なのだ。
補選で審判がくだされた。
これは、叱りなのだ。
そして従来の自民党体質を解体するためのお灸なのだ。
今回は、日本の政治を根本から見つめ直す絶好の機会。
真の民主政治を行うためのまたとない好機と考える。
与党も野党もそこを起点に議論を活性化させるとき。
民主党の議員の皆さんは、今一度政権を担う石堤を積んでいるのだろうか。