2024年5月1日水曜日

しっかり? しかり? しかり?

 国政政治家の常套句 しっかり。

いつ頃からだろうか?

少なくても20年くらい前には、これほどこの言葉は使われていなかった。


その、しっかりと に漢字があった。

手元の国語辞典によると

確りと と書く。

意味は、

構成などが丈夫で、容易に動かない様子 が最初の説明。


長く自民の一強だった日本の政治。

が、コリァ駄目だな、と一度野党民主党に任せてみた。

しかし、3年と3カ月でその座を自民党に奪い返された。

短命で終えた原因は、一口で言えば民主党政権にその用意ができていなかった。

対官僚、自民党からの攻勢そして党内闘争、諸々に耐えきれなった。

期待感が高かっただけにそのダメさ加減に国民は、呆れそして、深く落胆した。


こんな書籍を見つけた。

APIサイトから画像引用
「民主党政権 失敗の検証」
日本再建イニシアティブ日本再建イニシアティブ著作








こんな民主党に、と言われ民主党ではだめなのか、と思わされた。

悪夢の民主党政権とも表現されて民主党は政権の座から沈む。

政権運営のノウハウをあまりにも持たなすぎた。


再び政権を手にした自民党は、徹底的に民主党をこき下ろした。

安倍政権は、議席を大きく獲得した。


そして無体をやりすぎた。

国民をも あんな と侮っていた。

おごりが過ぎた。


法を作っている者が法を破ってはおしまいだもんな。

それも団体でやっていたなど論外。

今回は、自民党の支持者に嫌気が多く差してもいるという。

もありなん。

然 (しかり) なのだ。


補選で審判がくだされた。

これは、叱りなのだ。

そして従来の自民党体質を解体するためのお灸なのだ。


今回は、日本の政治を根本から見つめ直す絶好の機会。

真の民主政治を行うためのまたとない好機と考える。

与党も野党もそこを起点に議論を活性化させるとき。


民主党の議員の皆さんは、今一度政権を担う石堤を積んでいるのだろうか。

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