8月の最低気温が25度C以上の熱帯夜の日が今日までにすでに6日。
あと少しの24度Cまで入れると12日だった。
コリぁ寝苦しいわけだ。
が3階の我が家は、風の通りが良いのでなんとか熟睡できている。
自然の風だけでなく保冷剤や、扇風機の助けも借りる場合もある。
ちなみに去年までの過去の札幌で熱帯夜は9日間なのだそうな。
140年間での話。
平均でも1年に1回ない勘定。
が、1年に2回以上は、2021年の8月。
2日・4日・7日・6日・8日、
計4日とまとめて出てきた。
となると2021年以降が暑さの節目ということ?
夜以上に問題は、昼間。
必要のない外出は、控えましょう。
などと注意を促されても外に出ざるを得ない。
夕刊の配達。
夕刊とは、その名の通りもうそろそろ帳とばりの降りる頃のはず。
なのだが、去年からなぜか1時間早く販売所に届く。
午後2時には、配達を始めなければならない。
午後2時、そう、そこは一日で一番暑い時間。
控えましょうどころか、しなければならない、の時間が午後2時。
35度C以上を猛暑日と言うそうな。
8月23日、札幌に新記録。
最高気温36.3度C。
急にやってきた猛暑日。
それは、25日の34.7度Cを挟んで26日まで続く。
俺は、軽い吐き気を催す。
カブだから風が当たっていいだろう、と言われる。
が、ヘルメット内が暑い。
なんとかしろヘルメット業者!!
頭部からの汗が洪水で顔を覆う。
当然脳内の温度も上がり俺の脳みそは溶け出す。
次の日は、夕立でそれは回避されたが25日もアウト。
人間は考える葦。
話がそれる。
パスカルの原理で知られるブレーズ・パスカルは言ったそうな。
人間は、一茎の葦に過ぎない。
自然の中で最も弱いのである。
しかして、考える葦である。
成る程。
話を戻す。
おれも一応考える葦。
ヘルメット内に風の通り道を作った。
2つに畳んだタオルを縦に三つ折りして頭に乗っけてヘルメットを被る。
頭の両脇に隙間ができる。
汗が僅かになった。
さらにヘルメットを浮かせて時々冷やす。
凄くいい。
が、それでも吐き気に襲われた。
それどころか食欲さえも奪われた。
25日の夜、女房がせっかく作ってくれた夕食。
全く食欲なし。
食わずに済まそうか?
いやそれでは体力が持たん。
少しずつ、少しずつ、時間をかけてやっと腹に収めた。
その時間180分。
そう、俺はフランス人の平均食事時間を超えた。
これを書いているのは、8月26日。
まだ夕刊配達の前。
予報では猛暑日は、今日までなそうな。
それでは、万全を排してことに備えてやっつけてくるか。
タオルの尻尾を作り首筋を隠す。
さらにその尾を濡らしてからヘルメッを装着。
水補給のペットボトルに自然塩をプラス。
カブを止める場所は、日陰。
ほんの僅かな時間であろうとサドルが熱くなる。
座ると尻がやけてしまう。
目標の玄関からは、遠くなるも日向駐車を避ける。
日向が恐ろしい73歳。
OSO73なのだ。
水分を頻繁に補給。
で、配達が済む。
対策は、功を奏した。
なんとか吐き気まではしないで事を済ますことができた。