2021年8月11日水曜日

快眠の秘訣とコーラの謎

「今日も暑いねぇ!!」
と言われると
「暑くて気持ちがいい。」と応えてきた。
へそ曲がりからではない。

笑うから楽しい。
あの真理を応用した。
40年もそうしている。

そのうち暑さが嫌ではなくなっていた。


ても睡眠を邪魔するほどの暑さには、閉口する。
札幌に猛暑日35度C以上が現れた夜のこと。

我が家のサボテンの花2021














猫が見せる涼みのポーズ。
あれを真似てみる。
ベランダ網戸に頭を向けて寝転ぶ。

爽やかな風が通り抜ける。
俺の頭を撫でて行く。
気持ちがいい。



この夜、この位置に布団を曳いて寝てみた。
快眠なり。
寝汗のひとつもなし。
朝まで熟睡。

二晩ここでご就寝。
さながら高原のジジィ、暑さ知らず。

ただ、階下を通る車音や人の話し声が直に聞こえてくる。
少々煩わしい。

次にいつもの畳の部屋に移る。
頭は、ベランダに向けたまま。
内からの鍵を使い10cmほど開けた窓からの風では弱い。

扇風機の微風を頭に当ててみる。
快眠。

なぜ頭に風を当てただけで寝汗をかかずに熟睡できる?

快眠を得るためには体温の低下が必要になる。
睡眠に入る時、昼間行動している時の体温から1度は、下がっているそうな。

その体温を下げる指令は、脳が行っている。
脳みそ自身の温度が低下して初めて眠けが来る。
通常は、眠りのサイクルが自然に脳温を下げる。
そして脳は、体幹の温度を下げる指令を出すのだそうな。

つまりは、寝付けなければ体を冷やすより脳みそを冷やしなさい。
ということ。

熱帯夜だと眠りのサイクルだけでは、脳温が下がらない。
そこで強制的に脳味噌を冷やす必要がある。

体全体を冷やす必要があると思っていたのは間違い。

71年間もその秘訣を知らずに寝苦しい夜を過ごしてきた。
記録になろうか、というほどの高温度の連続も
快眠さえ得られれば苦にならずに済む。

そんな札幌の記録塗り替えの猛暑は、終了。
風が冷たい。


もう一つ、知らずにいたことがある。

コーラ。
コカコーラやペプシコーラがある。
コーラというフレーズは同一。
コーラとは何ぞや?

15才の時に、札幌の学校寮で初めてコカ・コーラに出会った。
ペプシコーラが、あることも知った。


その時からずっとコーラというフレーズに疑問があった。
過日ラジオでコーラの素があることを知る。
クラフトコーラなるものが存在する。

コーラを自分で作ってしまおうという訳だ。

コーラとは?
アフリカの熱帯雨林に植生する樹木。
そのナッツは、噛むと強い渋みがありカフェインを含む。
一時的な空腹感を満たしたり脳を覚醒させたり。

アメリカでそのナッツを使って飲料とした。


では、コカコーラのコカとは?
もしかしてコカインのコカ?

正解のようだ。
コカとコーラナッツの組み合わせで作られたのがコカコーラ。
始めは、鬱症状の改善薬として薬剤師が誕生させた。
1880年ころの話だった。

習慣性云々は、この辺の原料から?
ただ、1903年からコカは、使用されていないそうな。

炭酸水割で人気が沸騰したんだと。
ペプシは、たんぱく質分解酵素ペプシンを入れたコーラだそうな。

で、件くだんの国産クラフトコーラを取り寄せ。












一口、
ん?
んん?

「どっかで飲んだべ?」
「チンザノでない?」
「おお、それそれ。」
チンザノドライのノンアルコール。

疲れた内臓に効きそう。

知らなくても生きてきた。
識ると楽しい。

広告