2021年3月26日金曜日

ももが、がぁと鳴く。

モグモグの語源は?
ふと思い調べてみる。

食べます、の韓国語モグヨから、らしい。
疑問を抱いたことを調べてみると新しい事実に当たる。


国会で「法:のり を超えた行為と言わざるを得ない」という発言があった。
のりは、法のことだと
理解する。
国会用語:官僚用語でそう表現するのだろう。

そこで思い浮んだのが法面:のりめん。
崖に面した道路工事などで良く見かける漢字。
法面を調べると建築、土木用語で
1.傾斜
2.斜面長
3.地山掘削の3点を指す。


法とは?
法は、憲法や法律などの決めごとと捉えていた。
上の3点を見ると決め事とは言えない。 

では、なぜそこに法という字が使われる?

まずは漢字、法の意味や成り立ちについて
音読みで
ホウ
ハッ
ホッ

訓読みで
のり
フラン

意味
1.決まり・定める・掟
2.手立て・術
3.個人の弔い
4.仏の教え
5.存在:色法・諸法・心法など
6.スイス・フランスなどの通貨単位  mojinaviより

斜面云々がない。
南斜面に顔を出すフキノトウ

















okitenの漢字辞典に出てきた。

のり
1.さしわたし:直径
2.傾斜面の程度

道のりという言葉がある。
移動した、もしくは移動する距離。
のりには、長さや幅という意味があった。

道のりは、道程と書く。
元々の古語のりに法と程を当てはめたということのようだ。

法という漢字の成り立ちに注目。
甲骨文字の秘密によれば
池の中の島に珍獣 廌:チを押し込め外に出られなくした様とある。
池の中島に封じ込めたのでサンズイが使われている。
水の結界:枠で縛られることになる。

決まり事:法を破ると罰という法の拘束を受ける羽目になる。
法という漢字の成り立ちのよう。


次も当てはめた話。
冬の時期は、クロスカントリースキーを楽しんでいる。
3月に入ると突然に出来なくなる日が出現する。
今シーズンは、3月の10日過ぎがそれだった。

その最終日のこと、
林間の走りで前方を滑空する小動物あり。
羽ばたきなど一切なく滑るように目前10mを横切った。
首下あたりに白毛が見えた。
鳥でないことは、明白。

帰宅して調べてみる。

摸摸具和だったらしい。
この漢字は、モモンガと読む。
手偏に暴で
音読みをモ・ボ・パク・マク。
訓読みでうつ-す、さぐ-る

そこで掏摸:という漢字になっている。

モモンガという名称は、外来語だべな。
そう思い込んでいた。
調べてみるとに日本語なんだと。


その昔、平安の頃までモモンガは、個体と認識されていない。
なぜか?
夜行性で樹上生活、そして小さい。
しかも滑空して移動するのでほとんど人の目に付かなかった。
たまに発見されてもムササビの仲間として扱われていたらしい。
ミササビとかモミと呼ばれていたらしい。

が、よく見るとムササビと同種ではないようだな。
ということ独立してモミとなる。
なぜモミなのか?
確たるわけは分からなかった。

推理
もみの木がある。
その球果は、松かさ様。
リスなどネズミ目が好んで餌にする。
モモンガも同じ。
そこで樅ノ木に棲む小動物でモミとなった。

ここからは、通説。
モミがモモとなり。
がぁと鳴くのでモモンガァとなる。

うそみたいな話。

知らなくても生きてきた。
識ると楽しい。

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