2021年1月13日水曜日

にっちもさっちも、痣、そしてつつがなく。

新年を迎えた。
つつがなく過ごしたい願う。
そのつつがなくに漢字がある事を識る。

♬にっちもさっちもどうにもブルドッグ
1977年リリースのフォーリーブス「ブルドッグ」
古いねぇ、もうそんなに時が経っていたのか。

にっちもさっちも、にも漢字がある事を識る。
二進も三進もと書くそうな。

こちらは、本を読んでいてはてな?
痣という漢字。
なぜ病垂れに志が入る。
志は、士に心でこころざし。
となると病気になりたいと思うことが痣?

病気になりたいと思うなど普通ではあり得ない。

少し寄り道、
羊ヶ丘展望台のクラーク像のボーズが志の漢字の成り立ちなんだと。

ちなみに士は、まさかりの象形なんだと。
武器でもあるまさかり。
それを持ち戦う武士もののふら、戦士の意味になる。

戻る。
語源由来辞典によると
痣は、鮮やかから来ているそうな。
際立つこと、どぎつい事を鮮やかと言った。
古語ではっきり、くっきりを鮮鮮あざあざ
それは、ほくろやコブ、いぼなども指していた。
身体に関する表現なので独立した漢字をあてた。
志は、しるしという意味も持つ。
そこで疒たれに志であざとしたんだと。

今ひとつ疑問が。
疒の成り立ちを知りたい。
OK辞典によれば人がベッドに寄り掛かった様を写す。
それは納得。
が、疒やまいたれだけで一つの漢字であることを知る。
音読みでダク、ニャク。
訓読みでや-む。

昨夏に咲いた我が家のサボテン
厳寒最中この画で
気持ちを和める

















さて、つつがなくの番。
唱歌ふるさとの二番の歌詞に
つつがなしや友がきと出てくる。
小児より耳馴染んでいる言葉。
ただ、漢字では見たことがない。

少し寄り道。
ともがきが、友垣と書くんだと。
友達の意味で餓鬼ではない。
石を組むように友と交友を折りなすことの古語。

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恙無し、と書くんだと。

古語でつつみなしが語源。
つつみは、差し障る、わずらう。
なしの打ち消しがついてそれの否定。

伝染病の原因になるダニの一種をツツガムシと呼ぶ。
ツツガムシがいなければ安穏と暮らせることから
つつがなしは、無事でいられることを表す言葉となる。

羊に心と書く恙つつが
痒いという漢字の略字なんだと。

知らなくても生きてきた、識ると楽しい。

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