新年を迎えた。
つつがなく過ごしたい願う。
そのつつがなくに漢字がある事を識る。
1977年リリースのフォーリーブス「ブルドッグ」
古いねぇ、もうそんなに時が経っていたのか。
にっちもさっちも、にも漢字がある事を識る。
二進も三進もと書くそうな。
こちらは、本を読んでいてはてな?
痣という漢字。
なぜ病垂れに志が入る。
志は、士に心でこころざし。
となると病気になりたいと思うことが痣?
病気になりたいと思うなど普通ではあり得ない。
少し寄り道、
羊ヶ丘展望台のクラーク像のボーズが志の漢字の成り立ちなんだと。
ちなみに士は、まさかりの象形なんだと。
武器でもあるまさかり。
それを持ち戦う武士もののふら、戦士の意味になる。
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語源由来辞典によると
痣は、鮮やかから来ているそうな。
際立つこと、どぎつい事を鮮やかと言った。
古語ではっきり、くっきりを鮮鮮あざあざ。
それは、ほくろやコブ、いぼなども指していた。
身体に関する表現なので独立した漢字をあてた。
志は、しるしという意味も持つ。
そこで疒たれに志であざとしたんだと。
今ひとつ疑問が。
疒の成り立ちを知りたい。
OK辞典によれば人がベッドに寄り掛かった様を写す。
それは納得。
が、疒やまいたれだけで一つの漢字であることを知る。
音読みでダク、ニャク。
訓読みでや-む。
さて、つつがなくの番。
唱歌ふるさとの二番の歌詞に
つつがなしや友がきと出てくる。
小児より耳馴染んでいる言葉。
ただ、漢字では見たことがない。
少し寄り道。
ともがきが、友垣と書くんだと。
友達の意味で餓鬼ではない。
石を組むように友と交友を折りなすことの古語。
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恙無し、と書くんだと。
古語でつつみなしが語源。
つつみは、差し障る、わずらう。
なしの打ち消しがついてそれの否定。
伝染病の原因になるダニの一種をツツガムシと呼ぶ。
ツツガムシがいなければ安穏と暮らせることから
つつがなしは、無事でいられることを表す言葉となる。
羊に心と書く恙つつが。
痒いという漢字の略字なんだと。
知らなくても生きてきた、識ると楽しい。