それから17ケ月後の12月4日それを抜く手術をし終える。
今回は、手術に要する時間が短く術後の目覚めもスッキリ。
患部の痛みも僅かだけ。
抜釘した次の日に45分のウォーキングをして帰宅。
鎖骨は、回復が遅いのだという。
その特性のせいか再骨折率が一番多いと医者が言う。
そこで固定プレート摘出手術時期は、12ケ月から18ケ月後が
その特性のせいか再骨折率が一番多いと医者が言う。
そこで固定プレート摘出手術時期は、12ケ月から18ケ月後が
多く選ばれるのだそうな。
それ以上早いと回復不足で鎖骨強度が弱く、
遅いと骨の密集が高くなり器具の摘出が困難になる。
ネジが折れたりネジの回転が不能で残る可能性もある。
と、手術前に同意させられた。
正式には、抜釘手術。
何故、釘なのか?
プレートを固定しているのは、ボルトじぁないの?
ボルトは、釘ではない。
と思い調べ始めた。
調べているうちに思い出す。
ネジ釘という言葉。
それ以上早いと回復不足で鎖骨強度が弱く、
遅いと骨の密集が高くなり器具の摘出が困難になる。
ネジが折れたりネジの回転が不能で残る可能性もある。
と、手術前に同意させられた。
正式には、抜釘手術。
何故、釘なのか?
プレートを固定しているのは、ボルトじぁないの?
ボルトは、釘ではない。
と思い調べ始めた。
調べているうちに思い出す。
ネジ釘という言葉。
あっさりと釘であることに納得。
ネジ釘、横文字では、ビス。
医療ではスクリューと称している。
そうなるとこのスクリューを骨に直接ねじ込んでいる?
医者に聞いてみた。
そうではなかった。
一度ドリルで溝を作るそうな。
そうだよな、直接ねじ込むのでは
スクリューが曲がったり斜めになったりと下手を打つ可能性か出るもんな。
で、抜いてもらったプレート及びスクリューがこちら。
左端に小さな穴が6か所。
こちらが肩側に付く。
白いスクリューがここに入る。
大きな穴には、少し太い金色スクリューが入る。
実際にスクリューを入れてみると細かな工夫が判る。
全部の穴の角度を変えている。
やぐら構造というのだそうな。
スクリューを複雑にネジ入れて強固定させる。
風鈴にしようかと思うと話すと麻酔医が出来たら見せろと言っていた。
但し、現物の打つと乾燥音で響きが少ない。
プレート及びスクリューの金属は、
ステンレス・クロム・チタンなどが主に使用されているそうな。
音の感じと色から推察するに俺のプレートは、クロム合金だろうか?
これから良い音の素材を組み合わせて風鈴をこしらえよう。
さて、今回の手術で他にも知識したことがある。
手術は、細心の注意が払われている。
その準備段階でのチェック項目を少し掘ってみた。
手元にある手術を受ける前のチェック表から。
自分の手術は、全身麻酔で行われた。
・麻酔前に食事・水分の制限があります。
手術中に吐いてしまうことがある。
吐しゃ物が肺に侵入して窒息したり、肺炎の原因になる可能性あり。
・次の物は、病室で外してきてください。
指輪・ピアス・ヘアピン・眼鏡・コンタクトレンズ・入れ歯・補聴器・貼り薬
ウィック・かつら・マニキュア・ペディキュア。
貼り薬がなぜいけない?
貼り薬には、通電性の金属が含まれるものもあるのだそうな。
金属類の取り外しは、電気メスからの通電やけどの防止。
指輪は、むくみで指先の壊疽を引き起こす可能性あり。
取り外しできる入れ歯は、術中にずれて喉に詰まったり飲み込む恐れあり。
コンタクトレンズは、眼球が動き傷をつける恐れあり。
化粧をしていると器具の固定テープが貼り付けづらかったり、顔色が読めない。
金属入り化粧品は、やけどの可能性あり。
マニキュア・ペディキュアは、同じく爪の色が読めない。
酸素計は、指先に挟んで使用する。
マニキュア・ペディキュアは、正確な計測が出来ない。
チェック表にはなかった事項で
禁煙ができていなければ手術を中止します。
という貼り紙もあった。
調べて見た。
解りやすい資料あったのでくまもと禁煙推進フォーラム作成チラシより
コピー&ペーストする。
喫煙者は非喫煙者に比べて、手術経過が悪いことが
判明しています。
⚫ 肺機能を低下させ、手術の危険性を高めます
⚫ 血液の循環状態や血管の状態を悪化させ、手術
の合併症の危険性を高めます
⚫ 気管支にたんを貯留させ、手術後の肺炎や呼吸
不全をおこしやすくします
⚫ 手術後に人工呼吸器をはずしづらくなります
(呼吸器をつけている時間が長くなりやすい)
⚫ 麻酔薬の効果に影響を与えます
自分の抜釘手術後の検診を9日に受けてきた。
問題なし。
医者曰く無罪放免。
これで通院は、お終い。
固定シールをはがす。
軽くなら石けんでこすってもいいのだそうな。
恐れつつ患部を触ってみる。
なるほど軽い痛みが起きるだけ。
そう言えばその切開方法も両端のスクリュー部分の2か所。
真ん中は、切っていない。
両端に横に一本づつの傷が走っている。
その傷を11本のテープが切り口を開かせないように保護している。
このテープが自然に剥がれたら切開傷も全治となる。