2020年10月1日木曜日

腸腰筋に行き着く

 骨ペダリングを始めた。

腿の重さを利用する。
腿を引き上げて前方に放り投げる。
重さを下肢の骨でペダルに伝える。
これをすると膝上の筋肉に負担を感じる。

もう一つ腹圧ペダリングも心がけている。
腹圧を利用して腿を反発させる。
ペダリングは、2拍の繰り返し。
フン、フンとワンツーで蹴りを放つ。
数拍を置いてフン、フンと二拍の強度を入れる。

先の骨ペダリングと合わせる。
すると膝筋肉の両横に疲れが来た。
それは、大腿四頭筋の外側広筋と内側広筋の膝近くになる。
両広筋の膝に接続された部分。

正確には大腿四頭筋腱と言うらしい。
それが痛む。
軽い痛みではある。
が、直感的に危険を感じる。
ここに疲労を蓄積させると故障になりかねないのではないか。
ジャンプを伴う運動選手に多く起きるらしい。
そのことからジャンプ膝と名がつく。












腱の炎症はまずいなぁ、
と思いつつバイクを回していた。
膝への負荷を抜く事をしなければ。






フン、フンの二拍を入れた腹圧ペダリング。
腿を引き上げ放り投げる、をより鮮明な動きにする。
膝に負荷をかけずに下肢に重さを伝える。

ツールドを見ていると
実に軽やかに太ももを上下させている。

その根元は、股関節。
そう考えながら腿の上下と放り投げるを素早く円滑にすることを意識してみた。

ん?
今までにない感覚を覚える。

股関節ペダリング
股関節の上下運動が明確に意識された。
今まで程にハムを使っていない。
大腿四頭筋の負担も少ない。

股関節ペダリング
心地いい。
無理な力の入れ方をしていないので力感がない。
スカッ、スカッという感じで回している。

もしかしてこれが骨・腹圧ペダリングのコツ?

股関節
関節なので筋肉は、ない。
これを動かしているのは、ハムや、大殿筋、腸腰筋。

ハムや大殿筋に効いている感覚は無し。
だとすると股関節ペダリングは、腸腰筋が重要?

腹圧を利用する、は腸腰筋の高効率運用?

次のライドで今一度股関節を意識して回してみる。
腹圧で太ももを前方へ放る。
そう、下へ向かわせるのではなく前方へ放り投げる。
放られた太腿は、膝関節でつながっている。
ゆえに自然下方に向かう。

エネルギーは、膝下の骨を伝い
ペダルを押し下げる。
押し下げるときのタイミングは、当然時計の1~2時。
足裏は、前下方に押し出している感じ。
良い。

股関節屈伸に大きく関係する腸腰筋。
腸腰筋は、ハムストリングスの拮抗筋肉でもあるらしい。
これを強くし効率よく利用することでペダリングの向上につながるのではないか?

腹圧フォーム
最近腹の中に獏とした疲労感がある。
夕刊の配達時にも階段上りでフン、フンを続けている。
インナーマッスルである腸腰筋の筋肉疲労だろう。

ただ、腹を膨らませたフォームが作れない。
腰を入れて旗を突き出せば腹圧フォ-ムになる。
それをすると違和感がある。
力が出ない。

腰を入れる、
は、人それぞれに持つ体形により角度の違いが出る。
そのせいか?

それともフィッティングにあるのか?
サドル?
ステム?
今後の課題と心得る。

腹圧ペダリングと骨ペダリングで立派な金魚の糞になる!!
かなぁ?


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