去年70歳をカウントした。
今日の自分より明日は、速くなりたい。
それを目指して日々走ることが、なんと楽しい.ことか。
昨シーズンの終わり頃、クリート位置を僅かに下げた。
目的は、ケイデンス向上。
ロードバイクを始めたのが2014年。
最初は、フラットペダル。
次にペダルにベルトを装着したトゥークリップ。
それからSPDピンディング。
取り付ける位置は、どこ?
拇指球付近と紹介されている。
疑いなくこれを受け入れた。
歩くとき、走るとき地面を蹴る部分がそこ。
足首からより離れた場所がいい。
テコの原理に叶う、そう思い込んでいた。
その頃の巡行平均ケイデンスは、せいぜい60rpm台。
以来、最も浅い位置にセットしてきた。
2018年、SPDで日本一周を走った。
2019年、SPDーSLに代えた。
ここでもより前方に取り付け。
平均25Km/hの巡航ならそのままで良い。
が、一段上の走りを望むなら
ケイデンスを上げるように、と師匠の指導。
回転数を意識しながら走るうち、ペダリング技術と体力が徐々に向上する。
28km /hまでは来た。
ケイデンス平均70rpm程度。
目標の30Km/hには、届かない。
さらに回転に重点を置くことにした。
その要素の一つにクリート位置の見直しがある。
世間の相場では、浅めはパワー。
深めは、ケイデンスとなっている。
クリート位置を少し下げた。
それが昨年シーズンの終わり頃。
結果あり。
手稲山ヒルクライムの自己新を出せた。
話が逸れる。
クリートの語源は?
英語でCleat。
靴底につけるくさび状の木製留め具。
サッカーシューズ底に取り付ける器具もそう呼ぶ。
ドイツ語でシュタイク・アイゼン。
そうアイゼンのこと。
スリップ防止だったり固定するための突起器具ということらしい。
今年のシーズン前にバイクとシューズを新調。
今までのシューズは、ジャストフィット。
走りの状況では、窮屈に感じることもある。
ひとサイズ上の大きさを購入した。
新しいシューズはクリートの深さ、上下幅が大きくなっていた。
この際だ、クリート位置を掘ってみるか。
となった。